ワークショップ「毎日の料理を楽しくするスマートキッチン体験をプロトタイピングする」(前編)

 INTO THE FABRIC では、企業や団体が主催するハッカソンやワークショップの企画運営も手がけています。

 6月30日(土)から7月14日(土)までの2週間、クックパッド株式会社様、株式会社LIXIL様、テックショップジャパン株式会社様の3社共催によるワークショップ「毎日の料理を楽しくするスマートキッチン体験をプロトタイピングする」の設計とファシリテーションを担当しました。

 ワークショップは、キッチン、料理、ものづくりという3社それぞれの強みを活かし、毎日の料理や暮らしを楽しくするような新たなイノベーションを加速させることを目的として、一般の方から参加者を募って開催しました。

 

 本レポートでは、6月30日(土)に開催された、アイデアソンを中心としたワークショップの様子をダイジェストでお届けします。

オープニング

 この日、LIXILの最新システムキッチンが運び込まれた会場に集まった参加者は約20名。職業もスキルも多様な方々がお越しくださいました。テックショップジャパン社長の挨拶の後、審査員とメンター陣の挨拶が続きます。

インスピレーショントーク

 実際のワークに入る前に、アイデア発想のヒントになるような知識を与え、視野をより広げてもらうために、各社から料理やキッチンにまつわる話をプレゼンテーション。クックパッドからは「食と料理」にまつわる課題を歴史的・人類学的な考察を交えながら、LIXILからは「キッチン空間」に関する文化的な背景について、それぞれ説明しました。

アイデア発想

 いよいよワークが始まります。事前課題となっていた「自分にとっての料理」をお互いに発表し合い、そこで得た気づきをシートで整理しながら、自分のアイデアに落とし込みます。

アイデアピッチ、チームビルディング

 一人一つずつアイデアを発表した後、全員投票で上位となったアイデアごとにメンバーを募り、チームを結成。このチームメンバーで、DAY2の最終審査に向けて取り組んでいきます。

プロトタイプに着手

 午後からは各チームに分かれ、選んだアイデアをブラッシュアップしながらプロトタイプを作ります。チームには一人ずつメンターが付き、適宜アドバイスやヒントを提供。なお、エンジニアがいないチームにはエンジニアのスキルを持ったメンターが入るなど、必要なスキルを補い合えるメンバー構成になっています。

中間発表とメンタリング

 一日目の仕上げ、中間発表です。午後いっぱい時間を使って考え抜いたプロトタイプに対し、審査員やメンターがその場でアドバイスします。共感しやすいアイデアとユーモアある実演で見ている人の心をつかむチームがある一方、テーマの意義深さに比べてアイデアが具体性に乏しいチームには、メンターから現実的なアドバイスが飛んでいました。すべての発表とアドバイスに、全員が真剣に耳を傾けていました。

 次回7月14日(土)は、いよいよ、アイデアを具現化するプロトタイプの総仕上げと最終審査が行われます。それまでの2週間、各チームはお互いに連絡を取り合い、引き続きメンターのアドバイスを受けながら、今日のプロトタイプをさらに鍛え上げていきます。

 

                                  後編につづく

 

■毎日の料理を楽しくするスマートキッチン体験をプロトタイピングする

・期間  :2018年6月30日 (土) 〜 2018年7月14日 (土)

・会場  :TechShop Tokyo

・設計&ファシリテーション:木継則幸(一般社団法人INTO THE FABRIC)

・クライアント      :クックパッド株式会社、株式会社LIXIL、
              テックショップジャパン株式会社