イベント「自分の無意識の行動が組織づくりに影響を及ぼす? アンコンシャス・バイアスをテーマにリーダー層を対象としたイベントを行いました」

一億総活躍社会を目指す現在の日本。年齢や性別、障害のあるなしに関係なく、一人ひとりの個性を大切にし、多様性が尊重され、活躍できる職場づくりが企業には求められています。

 

 

働く人一人ひとりが活躍できる社会を実現するために、INTO THE FABRIC(以下:ITF)がリーダー層と人事担当を対象に、『自分の無意識の行動はリーダーシップにどのような影響を及ぼすのか?~話題のアンコンシャス・バイアスをテーマに働き方について考える~』をテーマに10月16日、渋谷ソラスタコンファレンスでイベントを実施しました。

 

「アンコンシャス・バイアス」とは「無意識の偏見」と言われます。脳が自動的に反応を起こす反射作用なので、誰でも起こり、それ自体が悪いわけではありません。ただ、無意識の関連づけが相手に影響を与えていることがあります。

子育てをしながら働く女性に、男性上司がどう声をかければ正解なのか困っている、という声を聞きますが、それも「アンコンシャス・バイアス」が影響を与えている一例です。

 

多様化する社会だからこそ、今求められるリーダーも変化してきています。

 

今回は、リーダーとして「アンコンシャス・バイアス」をなぜ意識しなくてはいけないのか、それぞれに活躍する組織をつくるときに何が必要なのか、自分なりの答えを見つけるために、トークセッションとワークショップの2つのプログラムを実施しました。

トークセッションにはダイバーシティを研究する中村 奈津江さんをお招きしました。ITF田中がモデレーターを務め、具体的な事例をあげながらアンコンシャス・バイアスについて参加者のイメージを膨らませます。

 

そしてリーダーが活用できるチェック表やアプローチ手法の紹介を通して、個々が考えるリーダーシップへと紐づけていきます。

後半は4人グループになり、レゴ®シリアスプレイ®を活用したワークショップを行いました。ファシリテーターはITF井澤が担当。

 

「こんなリーダーや上司はいやだ!」

「これからの多様性の時代に求められるリーダーとは?」

「多様性の時代に求められるリーダーに成長/変容するために何が必要か?」

 

 

3つの質問に沿って自分なりの考えを、レゴ®を使って無理矢理でも表してみます。すると、グループメンバーからなぜその形を表現したのかを問われたときに、自分の考えを客観視することができ、自分の中に落とし込んでいくことができます。また、なぜこの表現にしたのか、自分への問いかけも自然と行われます。一見答えが出にくいような問にも、参加者それぞれのゴールが見えていったようでした。

参加者からは

「正しくアンコンシャスバイアスが知りたかったのでゲストスピーカーのお話はとても納得度が高かった」

「ルールを疑うこと、変えることが多様性の求められるリーダーの成長として必要だと感じた」

「アンコンシャスバイアスは範囲が広いため、より内容を絞った開催も期待したい」

といった声をいただきました。

 

 

ITFでは、一人ひとりが活躍できる社会の実現を目指しています。さまざまな関係がはりつめているのではなく、ゆるやかにつながるからこそ、不確実性の高い時代に順応することができると考えています。今後もITFは人々がゆるやかなつながりを持ち、活躍できる場を創ってまいります。

▽イベントタイトル

自分の無意識の行動はリーダーシップにどのような影響を及ぼすのか?

~話題のアンコンシャスバイアスをテーマに働き方について考える~

 

▽イベント概要

・日 時:2019年10月16日(水)19:00~21:30(開場18:40)

・会 場:渋谷ソラスタコンファレンス

・人 数:12名

 

■ゲスト

 

中村 奈津江さん

東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター 特任研究員

JTB総合研究所 ユニバーサルツーリズム研究員

株式会社ユーディット研究員。

 

1988年から2019年3月までの30年間は富士通株式会社でICTのユニバーサルデザインについて取り組む、4月に退職後「教育」と「旅」と「情報」のダイバーシティ&インクルージョン研究を同時進行中。

 

■今回のINTO THE FABRICメンバー

▽ファシリテーター

井澤 友郭

ワークショップ デザイナー

LEGO(R)SERIOUS PLAY(R)公認ファシリテーター

 

2003年から「正解のない課題」に「探求的に挑戦し続ける」人材の育成を目的とした、オルタナティブな教育プログラムを開発。企業や研究機関と連携したプログラムを年間150回ほど開催し、ファシリテーターとして延べ2万人以上の学生や社会人を指導してきた。そのプログラムは、デザイン思考やナラティブ・アプローチ、経験学習など、さまざまなメソッドを取り入れており、主体的な人材を育てるためのプレイフルな学びの場として定評がある。

 

▽モデレーター

田中 優子

2級キャリアコンサルタント技能士

IT企業で人材採用から育成、組織開発、社員主体の新たな価値創造に取組む。人々の緩やかなつながりから多様性を活かし、歓びあるみらいを創ることを大切に、社内外で対話会、場づくりの企画設計やワークショップを提供。

 

 

▽グラフィックレコーディング

成田 富男

グラフィックカタリスト
IT企業で人材育成をしている傍ら、年間30回程、社外の対話を育む場で、グラフィックレコーディングを用いて、気づきが促進される楽しい場づくりを実践している。